ポスティング実践編 ~チラシは家で組む。徒歩より自転車~
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6月某日の昼下がり。日は薄雲にさえぎられて柔らかで、蒸している。
リュックサックとトートバッグ2つにチラシを目一杯詰めて出発。この日は小冊子が200あり、それが重くてかさばった。
前回は徒歩だったが、今回は自転車のカゴに載せて配布した。そうしないと無理な量だった。チラシが6種類もあったので、それらを荷台に広げてセットを組んだ。4時間ぐらいかけても終わらず、日が暮れてしまった。
チラシは徒歩の方が配りやすい。しかし自転車の方が体の負担は小さい。重いチラシの束を持たないでいいからだ(カゴに載せれば済む)。ただし自転車を小刻みに駐輪する負担はある。どちらがいいのかは人によるだろう。
それから、チラシは自宅で組んでから配布したほうがいいと思った。
チラシを組むことについて説明する。ポスティングでは数種類のチラシを配る。4種類あるとして、それぞれA・B・C・Dとする。これらを小脇に挟んで配布エリアをまわり、ポストの前で1枚ずつ抜いてABCDのセットを作り、投函するスタイルがひとつ。
もうひとつが、ABCDのセットを全戸分、家で組んでクリアファイルに入れ、それを小脇に挟んで配っていくスタイルだ。僕の場合、はじめは前者でやっていたのだが、効率が悪いと感じたので、後者にした。
実は、チラシを自宅で組んでから配る方が、トータルの労働時間は増える。家だと急ぐ必要がないからペースが落ちるのだ。外で組む場合は、人の家の前ということもあり、嫌でも動きが早くなる。だから、これもどちらがいいかは人による。
外で組むことの問題点として、風の影響がある。ちょっとの風でうまくチラシを扱えずに苦労する。また飛ばされてしまうと面倒だ。そういうわけで、僕は家でチラシを組むことにした。
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チラシを組んでから配れば、2時間半ほどで終わる。途中にベンチが2か所あるので、そこで休憩する。1か所は小さな公園だ。いつもは誰もいないが、先日は女子中学生が座っておしゃべりしていた。どうしようか迷ったものの、少し離れた別のベンチに座った。これで彼女たちがすぐにいなくなったら悪いなと思ったが、そうはならなかった。もし逃げられていたら、自分はそんなに怪しい風体なのかと傷つきもしただろう。おしゃべりを続けてくれて良かった。
もうひとつの方のベンチは、きれいで座り心地も良い。ただアパートの横に置いてあるので、住人専用なのかもしれない。注意される可能性もあると思いながら数分ほど腰を掛けさせてもらっている。でも、これで注意されたら世知辛いよな。いつも誰一人座っていないんだから。
まあ、そんな感じで週に2回ほど配っている。
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