30代で実家ぐらし、働かず家にいる男の日々

1985年生まれの37歳。働かず、友達付き合いもなし。外へ出るのは散歩か病院の時だけ。一人で読んだり書いたりして過ごしている。noteで日記を公開している→https://goo.gl/Jrkznz

ニート

生身の人間は嫌いでも、人間がつくり出したコンテンツは愛おしい

前置き 2023年2月27日。ボツ記事を眺めていたら、ちょっと気になるものが出てきた。タイトルは「こうして死にたくなくなった」。どうやら2年ぐらい前に書いたもののようだ。ボツにした理由はわからない。感傷的すぎて嫌だったのかもしれない。 今回読み返し…

私はもう生きづらくない(はてなブログ版)

ご無沙汰しております。約1年8ヶ月ぶりの投稿です。 活動の場をnoteに移しております。そちらで先日「もう生きづらくない」という記事を書きました。ここにその前半部分を転載します(後半部分は前半の補足的内容になっています)。 このブログではずっと「…

お金で自分を動かす

久しぶりの投稿になる。 去年11月4日以来なので、およそ8ヶ月ぶり。相変わらず30代で実家ぐらし、仕事が続かない男だ。ブログタイトル通り。 厳密に言えば、もう3年以上無職なので「仕事が続かない男」ではなく「仕事をしない男」が正しい。 noteで月額500円…

みんな社会に参加している社会の一員だ

ひきこもりやニートの話となると、よく「社会参加」という言葉が出てくる。 「社会参加していない」だの「社会参加が必要」だの。奇妙な言葉だ。我々は皆、生きているだけで社会に参加しているのだから。 誰もが社会の中に生まれる。一人の例外もない。生ま…

労働しない生活がベスト

もう2年近く、ろくに働かずにのらくらしている。どうもこれが理想の生活に近い。 日向ぼっこ、散歩、読書、インターネット。あとは誰かとダベることができれば幸せ。外で働くことも、家事も、ゼロにできればベストだ。 こういう生活は、自分で稼がない限り、…

ひきこもりはクリエイターや商人になろう

2019年の「あぎるラジオ」をねぎらってほしい。 そんな企画をpolcaで開始した。おひねり募集企画だ(2020年1月10日頃まで実施している)。 「あぎるラジオ」というのは文字通り僕のラジオ。このブログと同じように、社会不適応者の思いを音声で公開している…

都会のひきこもり・田舎のひきこもり

ひきこもりは都会のほうが暮らしやすいと言われる。人が多くて、多数派から外れた人間が目立たないからだ。 田舎のひきこもりはつらい。なぜなら近隣住民に陰口を叩かれるから。そんな話を聞く。しかし田舎ならではのメリットもある。親が車を持っているとい…

労働は生きるエネルギーを奪う

僕は、ひなたぼっこさえできれば幸せなのだ。 お日様はあたたかい。風は心地よい。空も草花も美しい。食べ物は安価で買える。インターネットには無料の文章や動画があふれている。図書館に行けば無料で無限に本が読める。現代日本はなんて恵まれているんだ。…

そして僕は母に叱られるだろう

母が祖母の介護のために帰省している。もう10日ほど経った。今実家にいるのは僕と父だけ。父は外で働いている。洗濯や皿洗いは僕がやっている。料理はせず、米を炊くだけ。おかずは冷蔵庫にあるものを食べている。 父は朝5時に起きて7時に家を出る。帰宅は16…

ひきこもりと大回り乗車

働きたくない。 でも働かないとお金が得られない。お金が得られないと、持っているお金がどんどん減っていく。今お金を持っていても、次にお金が入るあてがないと、できるだけ使いたくないという考えになる。 すると家でひきこもるようになる。外に出るとお…

最近すっかり出かけなくなってしまった

最近すっかり遠くに出かけなくなってしまった。以前は電車でいろいろなところに行ったのに。お金がないと言うのもあるが、何だか行く気が起きない。 毎日出かけていると、出かけないことが許しがたくなる。出かけない日があると、無駄な一日を過ごしたと感じ…

働けなくてもできること

働くことができない。しかし無理にでも働いてお金を稼ごうという気持ちはある。 コンビニ店員、清掃、倉庫作業、ポスティングなどが思い浮かぶものの、これらはかつて、つらくて辞めた仕事だ。またやろうという気持ちにはなれない。 我慢して応募することを…

無理せず人と関わっていきたい

2018年4月にポスティングを辞めてから、ほぼ1年がたった。この間、特に職には就かなかった。 現代日本では、学校や職場以外の人付き合いが乏しい。それらから離れた途端に人とのつながりがなくなる傾向がある。僕も例外ではない。 しかし元々人と接するのが…

社会不適応者だから英語を学ぶ

僕は社会に適応できない。そこで英語の勉強を始めた。 現在の僕は無職で、ほとんど引きこもっている。ヒマだがお金もないので、1日の大半をウェブサイトの閲覧に費やしている。 しかし現状では日本語のサイトしか読めない。英語のサイトも読もうとはするが、…

「不適応者の居場所」に参加した感想

「不適応者の居場所」という催しがある。主催者は鶴見済さん。2018年11月に第1回、翌月に第2回が開かれた。会場は東京・高円寺。 催しの存在を知った瞬間に行きたいと思った。しかし同時に迷った。僕は自分の楽しみのために行動することが苦手なのだ。「勉強…

バイトを1日で辞めた

バイトを1日で辞めた。今からその顛末を書いていく。 11月13日 アルバイトの求人に応募した。働きたくなかったが、親にお金を借りることがしんどくなってきたのだ。ポスティングを辞めたのが4月15日だから、無職期間は7ヶ月に及んでいた。 選んだのは運送会…

僕は挨拶恐怖症

来週から労働することになった。 今日はその手続きのために職場に行く。集合時間は17時。もう遅刻してしまいそうだ。急いでマンションの階段を降りる。 下の方から人が来る気配がする。マンション内で人に会ったら挨拶しないといけない。僕は挨拶が大の苦手…

人と接するのが苦手だからこそ、イベントを主催していく

もくもく会というイベントを主催した。 喫茶店などに集まって、一人ひとりが別々の作業をするだけの会だ。phaさんが始めた会で、今では日本各地でおこなわれている。 無職、ニート、仕事が続かない、イヤなことを我慢できない、非正規、不登校、夜型人間、神…

大学には行ったほうがいい(働きたくない人は特に)

※この記事は特に高校生に読んでほしい。とりわけ働きたくない人。 「大学には行かないほうがいい」という話がツイッターで話題になった。でも僕は行ったほうがいいと思っている。 僕の高校時代は暗かった。集団生活がつらくて不登校になり、一人で勉強できる…

無職と会社員の対話

これは30過ぎても定職に就かず、親のすねをかじって暮らす男と、その友人との対話である。友人は会社に勤めている。 *** 「久しぶりだね。今は何をしてるの?」 「何もしてない」 「ポスティングは?」 「やめた」 「無職か」 「無職だ」 「どうして働か…

真面目では生き残れない

タウンワークを見ていたらデータ入力の仕事があった。時給1500円、11月末まで、週3日5時間から可。 これなら働けるのではないかと思った。データ入力の経験は何度かある。 それでも迷うのは、働きたくないからだ。働いて何になる。時給1500円で週3日・5時間…

働けないけど実家から出たい

実家から出たい。 でも働けないし稼げない。どうしたらいいのだろうか。 *** 実家暮らしは楽だ。食事も風呂も掃除も、みんな親がやってくれる。でもその代償として、あらゆることに口を出される。 腹が減ったので台所に行くと、居間でテレビを観ていた母…

会社員になれなかっただけの無職

会社に勤めず、すごいことをやる人がいる。社会不適合者界隈とでも言うのだろうか。phaさん、山奥ニートさん、えらいてんちょうさん、プロ奢ラレヤーさん等々。 僕も会社に勤めていない。会社が無理でやめた。 でもそれだけなのだ。僕は会社員をやれなかった…

山奥ニートは無理だけど

山奥ニートというのが話題だ。山奥に住んでいるニートはみんな山奥ニートなのかもしれないが、この記事ではNPO法人共生舎の葉梨はじめさんと、その周辺に住む仲間たちと定義する。彼らは和歌山の山奥に住んでいる。 山奥ニートになる理由はいろいろあるだろ…

親との同居は無理がある

32歳の今まで実家から出たことがない。年収は65万が最高。一貫して親と同居し、親に養われ続けている。 そんな僕が言うのも何だが、大人になったら親と同居すべきではないと思う。遅くとも30歳になる前には実家を出た方がいい。親との同居期間が長引くほど、…

働けないんだから仕方ない

(新宿・靖国通り) 僕の住む街、新所沢は静かで過ごしやすい。だが繁華街好きには退屈だ。だから僕は週に3度も4度も都内に出て遊んでいる。買い物も飲食もせず、ひたすら歩くだけだから、交通費さえあればいい。 ところが、今月は物入りで、もはやそれさえ…

恋人がいる人は宇宙人

僕は異性と付き合ったことがない。その経験がある人を特別視する。宇宙人ではないかと思う。 普通に暮らしていて、恋人ができるなどあり得ないと思うからだ。学生であれば勉強、卒業すれば仕事が日々のメインになるが、そのどこに異性が入ってくるのか理解で…

ポスティングの仕事の面接に行った

先日、ポスティングの仕事の面接に行った。 空は一面、灰色の雲に覆われ、風は湿っていた。30分も早くバスの発着所に着いてしまったので、周囲をウロウロして時間を潰した。雨に濡れた紫陽花がきれいだった。 バスから降りると目の前には畑が広がっていて、…

無職という罪

19日以降、更新がないがどうしたのかと君は言う。 特にどうもしないよ。書くことがなかっただけだ。無職で応募もせず、ネットと読書で暮らしていた。なぜ応募しないのかって、やりたい仕事がひとつもなかったからだよ。なぜ求人というのは、どれもこれも絶対…

学校と仕事がどこでどう繋がるのかわからない

「頭がいいのに軽作業バイトなんかしててもったいない」 と言われることがある。知識を収集することが好きなので、物知りだと言われると嬉しい。そして嬉しいからもっと知りたくなる。子供の頃から割とこんな感じだった。 読書をするようになったのは高校時…


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