30代で実家ぐらし、働かず家にいる男の日々

1985年生まれの37歳。働かず、友達付き合いもなし。外へ出るのは散歩か病院の時だけ。一人で読んだり書いたりして過ごしている。noteで日記を公開している→https://goo.gl/Jrkznz

社会不適応者だから英語を学ぶ


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僕は社会に適応できない。そこで英語の勉強を始めた。

 

現在の僕は無職で、ほとんど引きこもっている。ヒマだがお金もないので、1日の大半をウェブサイトの閲覧に費やしている。

 

しかし現状では日本語のサイトしか読めない。英語のサイトも読もうとはするが、すぐに投げ出してしまう。ほとんど理解できないからだ。翻訳機能も使うが、非常にわかりにくい和訳なので、やはり挫折する。

 

ある問題に対して、自分の意見は賛成なのだが、ググると反対意見しか出てこないということがある。こういう時は悔しい。

 

しかしそれは人類の総意ではない。なぜそう言えるか。日本語の書き込みしか読んでいないからだ。日本語を使うのはほぼ日本人だけなので、僕が読んだのは日本人の意見に過ぎない。

 

しかし英語の書き込みを検索すれば賛同者が見つかるかもしれない。日本語の書き込みだけを見て「人間はこうだ」と判断してはいけない。それは自分のクラスだけが世界のすべてになっている小中学生みたいなものだと思う。

 

日本にも無数の社会がある。ある社会での常識が別の社会では非常識だったりする。だから、自分が所属する社会に適応できないのなら、そこから離れるだけで生きやすくなることもある。会社員から自営業に転じる、都会から田舎に引っ越す、など。

 

しかし日本に住んでいる限り、日本社会からは逃れられない。引きこもっていても、ウェブサイトを見てしまえば常に「日本人の常識」が目に入ってくる。

 

たとえば「○○するのが社会人として当然」といった表現がある。「社会人」で始まる文は基本的に説教であり、人に我慢を強いる内容だ。「社会人」の文字を見たら何らかの否定が始まると見ていい。否定表現の枕詞と言える。

 

そしてこの「社会人」なる言葉は日本語特有のものと言われる。つまり日本語の文章を避ければ、この言葉から始まる説教にも出くわさないで済む。

 

自分の雇用形態が「非正規」であることで差別される現象は万国共通ではない。「非正規で働き続けることがどれだけ損か」「非正規のあなたは正社員にならないといけない」といった説教が溢れかえっているのも、日本語のサイトだけと言える。

 

日本語のサイトはほとんど日本人が書いている。しかし英語のサイトは違う。西洋人だけでなく、アジア、アフリカ、中南米など、あらゆる地域の人が書いている。英語が読めれば、文字通り世界中の人の書き込みが読める。それらを読んでいる間は日本社会から逃避できる。日本語のサイトを避けることで、日本社会の病から距離を置けると思うのだ。

 

英会話など、それほどしたいと思わない。ステレオタイプのアメリカ人みたいな陽気人間にもなりたくない。西洋人が特別に素晴らしいとも思わない。

 

僕は日本社会から逃れたいのだ。ネットを見ている間だけでも日本社会を忘れたい。しかし日本語のサイトには日本社会が詰まっている。僕には日本社会から離れる時間が必要だ。

 

だから英語を勉強している。英文が読めるようになって、英語のサイトに浸って過ごせるようになりたい。  

 

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この記事は下記のラジオで話したことを元に書いた。動画の後半では具体的な勉強法についても語っている。

 

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