30代で実家ぐらし、働かず家にいる男の日々

1985年生まれの37歳。働かず、友達付き合いもなし。外へ出るのは散歩か病院の時だけ。一人で読んだり書いたりして過ごしている。noteで日記を公開している→https://goo.gl/Jrkznz

都会のひきこもり・田舎のひきこもり


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ひきこもりは都会のほうが暮らしやすいと言われる。人が多くて、多数派から外れた人間が目立たないからだ。

 

田舎のひきこもりはつらい。なぜなら近隣住民に陰口を叩かれるから。そんな話を聞く。しかし田舎ならではのメリットもある。親が車を持っているということだ。その車を借りて遠くに出かけることができる。

 

車はそれじたいが居場所になる。田舎には広い駐車場があるから、そこにとめて長居できる。そして遠くのショッピングモールにも行ける。ショッピングモールには一日中いても注意されない。フードコートはだいたい居心地がいい。

 

一方、都会では親が車を持っていないことも多いため、お金のないひきこもりの移動手段は徒歩と自転車だけになる。

 

「自転車なら5kmでも6kmでも移動できるじゃないか」と考える人もいるかもしれない。でもそんな元気な人間はあまりひきこもりにならない。こうして都会のひきこもりの生活圏は半径2kmぐらいになる。移動しないで済むのは楽ではあるが、何と言っても飽きる。都会に憧れる田舎のひきこもりは多いだろうが、こういう現実もある。

 

ひきこもりは住む場所を選べない。お金を稼げないから、だいたいは実家で生きていくしかない。都会に実家があれば都会暮らしになるし、田舎に実家があれば田舎暮らしになる。

 

都会のひきこもりは図書館や公民館や公園を転々としよう。転々とできる選択肢を持っていることが都会在住者の強みだ。田舎のひきこもりは車とショッピングモールをうまく利用して生き延びよう。

 

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【筆者の活動】

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