不適応者がチェーン店を使ってしまう問題
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マクドナルドは安い。100円の飲み物を頼めば席が確保できる。そして深夜も営業している。貧乏で昼夜逆転しているひきこもりの僕には、ありがたい商業施設だ。
しかし不適応者がマクドナルドを利用することは、巡り巡って自分の首を絞めることになるのではないか。
チェーン店を利用するということは、個人店を利用しないということだ。その結果、個人経営の喫茶店は潰れ、チェーン店が残る。チェーン店を利用することは、喫茶店経営で食べていく道を狭める行為と言える。企業に就職するしかない世界の肯定だ。
これは僕の本意ではない。僕は雇われて働くことがつらい人間なのだから、個人店を利用したほうがいい。
とはいえ、働けないし稼げない僕が個人店を利用するのは難しい。個人の喫茶店の飲み物は400円ぐらいするが、マクドナルドのドリンクは100円だ。
値段以外の問題もある。個人店はいつも同じ人間が店に立っているが、マクドナルドはそうではない。やりとりもマニュアル通り。人付き合いが苦手な人間にとっては、マクドナルドのほうが気楽なのだ。
このようにして不適応者はチェーン店を利用してしまう。それをやめようとすれば、路上や公園で休むしかないが、夏や冬は厳しい。不適応者が外で休もうとすると、会社に雇われないと生きられない社会の片棒を担ぐことになってしまう。どうしたものだろうか。
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