力を感じさせない人でありたい
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以前「親との同居は無理がある」という記事を書いた。それを読んだ方のツイートで、気になるものがあった。
暴力を振るわないという当たり前のことが長所だと思っている人って、すごく暴力を振るいそうな感じがする。
— 三葉虫になったおぷ (@ef2818) 2018年1月16日
親との同居は無理がある - 30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々 https://t.co/ALNLL6pIEn
これはおそらく、以下の部分について言及したものと思われる。
酒も飲まずタバコも吸わずギャンブルもやらず、女遊びもグルメの趣味もない。コレクターではないので物で場所を取ることもない。人を殴ったこともないから暴力の心配もいらない。
僕は別に、暴力を振るわないことが長所だと言いたかったわけではない。酒・タバコ・ギャンブル・女遊び……と来ての「暴力」なのだ。「男の代表的な悪癖を僕は持っていませんよ」と言いたかっただけなのだ。
このツイートは7件リツイートされ、8件いいねがついている。僕はこれだけの人に「すごく暴力を振るいそう」と思われてしまったのだろうか。
今後は誤解されない文章を書いていきたい。
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上記の文章を綴っているうちに、ふと男性の力について思うところを書きたくなった。力といってもいろいろあるが、今回僕が書くのは肉体的な力のことだ。
一般に男性は腕力を誇ることが多い。腕力のない男性はそれを恥じる。腕力へのこだわりが強いのだ。
でも僕の場合は、逆に腕力のない男でありたい。腕相撲で女性に負けたい。女性に「守ってあげたい」と思われたい。
僕は現在167センチで46キロだ。ガリガリで、医者からも「もっと太った方がいい」と言われている。でもこんな体型を自分では良いと思っている。弱々しくありたいからだ。強そうなのが嫌なのだ。
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ガッチリとした肉体の男性は「頼りになりそう」と思われて好まれる。僕もその気持ちはわかる。でも自分自身がそうなりたいとは思わない。風が吹いたら飛ばされそうな感じでありたい。
太りたくもない。太った人には物理的な存在感がある。僕はいても気付かれないぐらいでありたいから、存在感があっては困る。
マッチョにはなりたくないし、肥満体にもなりたくない。力を感じさせない人でありたい。植物のようでありたい。
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