30代で実家ぐらし、働かず家にいる男の日々

1985年生まれの37歳。働かず、友達付き合いもなし。外へ出るのは散歩か病院の時だけ。一人で読んだり書いたりして過ごしている。noteで日記を公開している→https://goo.gl/Jrkznz

大宮中央高校の思い出


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(大宮駅前のそごう)

 

僕の姉は結婚していて、子供もいる。近頃引っ越しを検討しているそうで、候補地のひとつとして日進があるという。

 

日進とは埼玉県さいたま市北区にある街。最寄り駅はJR川越線の日進駅で、大宮駅の隣りだ。

 

この地名を耳にした時、高校時代の記憶がよみがえった。僕が卒業した埼玉県立大宮中央高校は、日進駅が最寄り駅なのだ。

 

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僕は2001年4月に、埼玉県内の全日制高校に入学した。ところが学校になじめず、2年生の途中で通えなくなってしまった。そこで3年次より通信制高校に通うことになった。その学校が大宮中央高校だった。

 

通学は週に1度。毎週日曜日、僕は新所沢から新秋津経由で大宮まで通学した(下図赤い矢印)。川越経由(下図青い矢印)の方が乗り換えが少ないのに、あえてこのルートを選んだ。川越で中学時代の友人に遭遇することを避けたかったからだ。

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(「Yahoo!地図」より引用。丸や矢印は筆者。)

 

僕は川越市にある公立中学を卒業した。川越駅周辺は繁華街で、知り合いに会う確率が高い。僕は街で知り合いに会うことがとても嫌なのだが、これは子供の頃からの話なのだ。

 

大宮駅からバスに乗って櫛引というバス停で降りていた。最寄り駅は日進駅だが、ここで下車したことは1度しかない。それでも記憶に残っているのは、駅舎が印象的だったからかもしれない。いかにもローカル路線といった風情だった(※)。

 

駅を降りたところで、手袋が片方ないことに気付いた。電車に置いてきてしまったのだ。しかし遅刻しそうだったので、構わず駅前商店街を駆け抜けた。寒さで手が真っ赤になった。

 

日進はそんな思い出がある駅だ。

 

(※)現在は新しい駅舎になっている。ウィキペディアに旧駅舎の写真が掲載されている。日進駅 (埼玉県) - Wikipedia

 

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高校のすぐに近くにはイオンがあり、イオンシネマズが入っている。当時はサティで、映画館はワーナー・マイカル・シネマズだった。そういえば、狭山市のサティもイオンになった。

 

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宗教勧誘に遭ったのも、ここに在校している時だった。校門前で初対面の同級生に食事に誘われ、近くのファミレスへと向かった。ガスト大宮大成店だ。席についたところで彼の先輩が出てきた。30代ぐらいだったろうか。高橋克典から日焼けと芸能人オーラを抜いた感じの人で、いろいろと議論した。しかし結局別れた。同級生はバス停まで追ってきたが、振り切った。

 

数ヶ月前、航空公園で若い女性二人組に宗教勧誘を受けたのだが、この時と同じ宗教だった。

 

僕は仏教に親しんでいる人間だ。宗教を否定する者ではない。ただ人に広めようとする気持ちはあまりわからない。僕が宗教を信じるのは、自分の不安を静めたいからだ。それしかない。だから布教したいという考えはない。

 

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日進という地名を聞いて、上記のようなあれこれが、頭の中を駆けていった。


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