「不適応者のゴロ寝」を開催した
スポンサードリンク
夕方、自転車で近所の公園へ。芝生にシートを敷き、ゴロンと横になった。今日は「不適応者のゴロ寝」開催日。
不適応者が集まって語り合う「不適応者の居場所」からヒントを得た。会場ではずっとコミュニケーションを続ける人たちもいる。しかし僕の場合は2時間ぐらいで疲れてしまう。寝転がって目を閉じたくなる。人の中にいて、誰も自分に話しかけない状態になりたかった。
「不適応者のゴロ寝」はそういう願いから生まれた。人が集まってただ寝転がる。おしゃべりもしない。寝てもよし、空を眺めるもよし、読書もよし、スマホもよし。各自自由に過ごす。僕とあなたは近くで寝そべっているだけの他人。
事前に告知を出したものの、申込みはなかった。
草むらで横になってツイッターを眺めていると、「これから行く」という主旨のリプライが来た。「不適応者の居場所」で知り合った岡田真大氏だ。僕よりもずっと若い青年。19時から20時頃にかけて、二人でゴロ寝をおこなった。
数メートルあけて横になる。会話もしない。各々寝るか、ボーッとするか、スマホを見るか。気楽だった。
誰かといるけど、いないに近い。でもいないのとは違う。一人でいるのと、誰かといるのとの中間。寂しくなくて、疲れない。居心地が良かった。
今回の会場は埼玉県の所沢航空記念公園。僕の家から近いという理由で選んだ。参加したいけど遠くていけないという人もいただろう。そういう人は、自ら何か企画してみてほしい。いろいろな場所に住んでいる不適応者が、それぞれの近所で集まる。
自分が主催者であれば、自分が苦手なことはしなければいい。人に会いたいけど話したくないというのなら、そのようなイベントにすればいい。今回僕がやったように。
なお、今回参加してくださった岡田さんは、後日同じ趣旨のイベントを開いた。参加者もいて、成功だったようだ。
***
【筆者の活動】
note:https://note.mu/agimuse/m/m473817a36ecb
Twitter:https://twitter.com/agimuse
ラジオ:あぎるラジオ - YouTube
スポンサードリンク