僕は渋谷ハロウィンを肯定する
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僕は渋谷ハロウィンを肯定する。あの無秩序なのがいい。10月31日の渋谷では、ドレスコードが消え失せる。狂った格好が許される。
コスプレ大会とは違う。コスプレ大会は完成度の高さが求められる。渋谷ハロウィンはそうではない。
僕もそれに乗りたいのだ。一度行って、奇妙な格好で歩き回りたい。何しろゾンビや血だらけの仮装者がいる場所だ。あれより奇妙な格好は、しようとしてもできない。
僕は静けさを好む。だからあのような人の多い、騒々しい空間はきつい。でも人が多くて騒がしいからこそ、羽目を外せるのだ。人混みと騒音は、羽目を外すためには不可欠なのだ。
また決して友人・知人とは行かない。そういう者がいては、普段の自分を忘れることができない。
あのクレイジーな群衆の中を、クレイジーな格好をして、一人で歩き回りたい。
僕は渋谷ハロウィンに期待している。人間にはガス抜きが必要だ。でも既存の祭りではガス抜きができない。昔からある祭りは衣装、太鼓の叩き方、山車の引き方、神輿のかつぎ方、踊り方など、全部決まっている。伝統の通りにやらないといけない。
こういう祭りは美しくはあるが、ガス抜き効果は薄い。でも渋谷ハロウィンは違う。好きな格好で歩くだけでいい。普段着でもいい。あの場に行くだけで参加したことになる。そういう祭りはなかなかない(既存の祭りは見物者になれても参加者になるのは難しい)。
渋谷ハロウィン。様々な問題点があって嫌う人も多いが、何とか続いていってほしい。
【筆者の活動】
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